ひっくり返って「歯磨きしない!」嫌がる子供…どうすればいいのかわからず、結局暴れるのを抑えながらなんとか歯磨きを終わらせる。
毎日そんな時間が続いているご家庭も多いのではないでしょうか。
そんなときに歯磨きを嫌がる子どもが楽しんでくれるテクニックをご紹介します。
歯磨きを嫌がる子供と接するポイント
そもそも口の中に入って不快に感じるような歯ブラシだとどう頑張っても嫌がられます。
口の中になんだか不快な棒が入ってきたら誰でもイヤですよね。
ポイント①歯ブラシ選び!シンプルなデザインを選ぶ
こちらのピジョンの乳歯ブラシセットは、子供が歯磨きに慣れていく段階別にデザインが違うので非常に使いやすいです。
- 最初のピンクの歯ブラシはとにかく子供に持たせて、口の中に入れることに慣れてもらう用。
- 2番目の黄色の歯ブラシは、歯を磨くことに慣れてもらう用(柔らかいので痛くないです)。
- 3番目の緑色の歯ブラシは、奥歯までしっかり磨ける長さでちゃんと磨ける用!
順番に慣れてもらうことができるから、いつまでも「歯磨きイヤだ〜!」ってなりません。
「次は黄色の歯ブラシだ!がんばろね〜♪」なんて声をかけながら、歯磨きに慣れていってもらいましょう!
ポイント②歯磨き粉は使わないで、最初は水がおすすめ
市販の歯磨き粉は泡立ちも多く、しっかり磨けているのかわかりづらいです。
また口の中で泡立ち、歯磨き粉特有の味がするので、それを嫌がる子供もいます。
汚れを取り除くための歯磨きなので、水だけでも綺麗に磨くことができますよ。
我が家では歯医者で買ったジェルタイプの歯磨き粉を使用しています。ジェルタイプは泡立たないからどこを磨いているのかしっかり見えるんです。
歯磨き粉を買おうと思ったら、まず歯医者さんに相談するのもおすすめです。
ポイント③仕上げ磨き用はブラシが小さく小回りの効くタイプ
アニメキャラクターの絵柄が書いた歯ブラシありますよね。
キャラクター歯ブラシは確かに子供の興味を引きますが、ブラシが大きくて小回りしづらくうまく磨きにくいですし、ブラシも結構硬くて歯茎を傷つけることが多いです。
その結果「仕上げ磨きは痛いからイヤ!」となりかねません。
こちらは0歳から使える歯ブラシで、ブラシも柔らかくコンパクトなのでとても使いやすいです。
小さな乳歯も1本ずつ丁寧に磨いてあげられますし、小回りもききますよ。おすすめの歯ブラシです。
歯磨きを楽しい!と思ってもらう雰囲気づくりのテクニック
歯ブラシを選んだら、楽しい!と思える雰囲気を作るのも大事ですよね。
かなり効果のあったテクニックを紹介します!
テクニック①むしバイキンをやっつけろ〜!戦法
「歯磨きしよう!」ではなく「むしバイキンの声がするぞ…?」というのが我が家のはみがきの合図。
「誰の口の中だろう!大変だ!」なんて言いながら、子供の口を自然に開かせます。
むしバイキンをやっつけるヒーローはもちろん「歯ブラシマン」(歯ブラシのことですよ)
「むしバイキンの声」と「歯ブラシマンの声」と「効果音」を巧みに使い分けながら、物語のようにはみがきしてあげてください。
(虫歯大魔王とか、虫歯三兄弟とかも登場させてました)
最後は「◯◯ちゃん!うがいでトドメをさしてくれ!」というのが定番。
途中で「頑張れ〜」なんて応援してもらうとかなりハマってくれます。ただし親が役者になって盛り上がることが重要なので、結構体力使います。
テクニック②東京ハイジさんの「はみがきのうた」はかなり効果的!
youtubeで子ども向けのアニメーションをたくさん乗せてくれている東京ハイジさん。
はみがきする前にこの動画を見せておいて、歯磨き中は歌いながらやってあげると、とっても楽しんでくれます!
歌を聞いてから「今度は一緒にやってみよ〜!」なんて誘うのもおすすめ。
最後の「いい子いい子してちょうだい」のところでにっこり笑顔になる子どもがとても可愛いです…。家族みんなで歯磨きを楽しんでくださいね。
テクニック③歯医者さんごっこ
歯医者さんに行ったことのある子なら、歯医者さんごっこにするのもおすすめです。
「今日はどうされたんですか?」とか「ちょっと歯を見せてくださいね〜」とか、お医者さんのフリして言うと患者さん役になりきってくれますよ!
「とっても綺麗な歯ですね!」「いつも歯磨き頑張ってるんですね!」
とか、たとえ子どもが意味をわかっていなくても大げさに言うとものすごいウケます。
このとき、横におけとかお椀と、水の入ったコップを置いておくとより本格的。
寝っ転がって仕上げ磨きをした姿勢からちょっと起き上がってもらって「お口ゆすいでくださ〜い」でフィニッシュです。
歯磨き大好きになってもらおう!
子供が不快に思わない歯ブラシ選びも大切ですし、楽しい雰囲気作りも大切です。
早速今夜から実践してみてくださいね。