私の子供は全くと言っていいほど離乳食を食べませんでした。楽だよと言われて買ってみたベビーフードも拒否…そんな私が子供とどう向き合ったのかまとめてみました。
離乳食やベビーフードを食べない赤ちゃんとの向き合い方
向き合い方①最初から「食べない」と思ってあげたほうがいい
生後5ヶ月で始めた離乳食、結局食べなくて生後6ヶ月から再スタートを切りました。
最初から「食べない」と思ってあげたほうが、食べなかったときにがっかりしません。
赤ちゃんが食べなくても「また今度にしよっか!」とすぐに切り替えられます。
この切り替えが結構大事で、根気よく赤ちゃんの前に離乳食のスプーンを差し出してるともっと嫌がるので要注意(実体験です)。
あとひと口で完食なのに……というとき「もうひと口頑張ってみよう!」なんて言ってしまったせいでギャン泣きスイッチがオン。潔く片付ければよかった。
向き合い方②SNSは見ない!レシピは図書館で探す
SNSを見てると「今日の離乳食です♡」とか「全部完食しました♡」なんてママさんたちの写真付き投稿見ることありますよね。
レシピとかメニューの参考になるかもしれませんが、無意識のうちに自分の家庭と比べてショックを受けるので要注意。
レシピを調べるときは図書館で離乳食の本を借りてきましょう。すりつぶし方から月齢ごとのレシピまでたっぷり乗ってます。
もちろんスマホも便利ですが、自分のメンタルのこと考えたら絶対図書館がおすすめです。
向き合い方③絶対に期待しない
「美味しくできたから食べてくれそう」
「この間ハマって食べてくれたら今日も食べてくれるに違いない」
などと期待するのもやめましょう。
大人が「美味しそう」と思っても赤ちゃんにとっては初めて見る食べ物です。それに、赤ちゃんの味覚ってかなり気分屋なところがありますよね。
昨日は美味しくても「今日は嫌だ!」なんてこともあるので、期待はしないことをおすすめします。
向き合い方④手をかけない
SNS映えしそうな離乳食メニューを作るのはやめましょう。
手をかけた分だけ食べてもらえなかったら、とても傷つきます。赤ちゃんが食べやすくて、お母さんも作るのが楽、そんなメニューが一番ベスト。
見た目の彩りは華やかで興味をそそるかもしれませんが、味や食べやすさがついてこなければ離乳食嫌いの赤ちゃんにとっては「初めて見る食べ物」でしかありません。
向き合い方⑤全部混ぜる
離乳食の時間が長くなればなるほど、離乳食嫌いの赤ちゃんはどんどん怒りだします。
そのため、全部ご飯やうどんに混ぜていっぺんに食べさせてしまうことがおすすめです。
1つ1つの素材の味を味わってもらうって大事なことですが、離乳食嫌いの赤ちゃんにはとにかく「食べる」ことへの抵抗を少なくしなければ味わってもらうことなんて不可能です。
おかゆやうどんにまとめて混ぜて、とにかく「食べることって楽しい」と知ってもらうことだけを重視しました。素材それぞれの味や歯ごたえは二の次です。
向き合い方⑥「みんな好き」はありえない
赤ちゃんも子供ももちろん大人も「みんな好き」なものなんて絶対にないです。
だから「ベビーフードは美味しいから赤ちゃんもパクパク食べてくれる」というのは一部の赤ちゃんだけです。
好きな赤ちゃんもいれば嫌いな赤ちゃんももちろんいます。
「みんな大好き」というのはただの思い込みで、それが当てはまらない人も大多数存在します。
そこに年齢なんて関係ありません。
離乳食やベビーフードを食べない赤ちゃんが、少しずつ食べるようになった理由
食べるようになった理由①美味しいと思えるものができる
赤ちゃんにとって「これが美味しい」と思えるものができると、離乳食をパクパク食べてくれるようになります。
パクパク食べる楽しさを知ることで「食事って楽しい」「美味しいものを食べると嬉しい」という気持ちも湧いてきますよ。
まずは赤ちゃんの好みを知ること、美味しいと思えるものを探してあげるようにしてみましょう。
我が家では、それが「しらす」や「ひじき煮」でした。食べすぎ注意ですし、飽きられることもありましたが、少しでも食べれるメニューが増えると子どもの気持ちも変わってきたように感じます。
食べるようになった理由②歯ごたえの変化
赤ちゃんにとっては「ドロドロのものが嫌」という赤ちゃんもいます。娘もドロドロがイヤでした。
例えば歯の生えてきた赤ちゃんなら、10倍粥よりも少し形のあるおかゆの方が食べやすいということが多いです。
「離乳食初期」には食べなかった赤ちゃんが「離乳食後期」に移行すると食べるようになることも非常に多いんです。歯ごたえのあるものを食べられることで、赤ちゃんにとって「噛むのが楽しい」と思えるようになったんですね。
娘は離乳食後期も食べムラがひどく嫌がることが多かったのですが、初期・中期よりは興味を持つ回数が増えました。
食べるようになった理由③歩くようになる
運動量が増えるとお腹も空くので食事量も増えます。
たくさん体を動かしてあげる、お腹を空かせる、この流れが大切です。
子育て支援センターに行ってよく遊んだ日の夜ごはんは、普段に比べてモリモリ食べていました。
離乳食もベビーフードも食べないときは食べない!
離乳食を食べてくれないと、精神的にもだんだんつらくなってきます。
「楽しい食事時間にしよう」「見た目にこだわってみよう」などと考えても、思うようにはいかないのがほとんどです。
毎回捨てられていく離乳食を見ていれば悲しくもなってきますよね。食べない時は食べません!気長に、リラックスして赤ちゃんと向き合いましょう♪